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浜松摂食嚥下研究会

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2025年3月11日の第93回浜松摂食嚥下懇話会にご参加いただき,ありがとうございました.今回より,浜松市リハビリテーション病院の現地にて開催致しました.

本日の講義は,「間接訓練と直接訓練について」(聖隷三方原病院 言語聴覚士 髙木大輔先生・森脇元希先生)についてお話し頂きました.嚥下障害の訓練は,間接訓練(基礎訓練)と直接訓練(摂食訓練)に大別されます.間接訓練には様々なものがあり,頭部挙上訓練や藤島式嚥下体操セットや,日常生活の中でできるトレーニングとしてカラオケや離床時間を長くするなどの方法を教えて頂きました.直接訓練は,運動学習(課題特異性)に基づいて,”嚥下は嚥下によって一番良く鍛えられる”ということで,嚥下調整食による食事調整,頸部回旋や一側嚥下などの代償姿勢,複数回嚥下や交互嚥下などの訓練手技などを活用することが大切ということを教えて頂きました.上記を踏まえて,急性期病院での症例について効果的に基礎訓練と摂食訓練を行う分かりやすくお話し頂きました.

業者説明では,フードケア株式会社花井様よりエネリッチ160をご紹介頂きました.

※アーカイブ配信は3月後半までには行う予定です.会員の方には配信開始のタイミングでメールにてご連絡させていただきます.