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浜松摂食嚥下研究会

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2024年7月9日の第90回浜松摂食嚥下懇話会にご参加いただき,ありがとうございました.

講義内容は,「嚥下造影・嚥下内視鏡/誤嚥と咽頭残留」(浜松市リハビリテーション病院 リハビリテーション科 重松 孝先生)でした.

【嚥下造影・嚥下内視鏡/誤嚥と咽頭残留】

本邦における嚥下機能検査のスタンダードである嚥下造影検査(VF)・嚥下内視鏡検査(VE)について詳細にお話し頂きました.それぞれの検査には利点と欠点があるため,症例に合わせて選択するのが望ましい.浜松市リハビリテーション病院では,VF前後にVEを組み合わせることで,VFでは検出できない唾液・痰貯留,少量の誤嚥・咽頭残留を確認するようにしている.検査をおこなううえで重要なことは,Worst Swallow(一番悪い嚥下)だけでなくBest Swallow(一番良い嚥下)を探る治療的な視点も必要であることをお話頂きました.

 

次回は2024年9月10日に第91回浜松摂食嚥下懇話会を開催させていただきます.右記のPeatix経由でお申し込みください.それではご参加お待ちしております.